ステッカーチューンのコツは?

ステッカーチューンというのを知っていますか?ステッカーチューンは自分が持っている物にステッカーを貼ることで物をグレードアップすることです。モノってずっと使い続けていると多少飽きがきますね。たとえば高校生が初めてバイクの免許を取得してバイクを購入して、バイクを乗り回して1年、2年もするとちょっと飽きがくると思います。また来、車を購入して、最初は車を所有することに感動して毎日乗っても飽きないと思いますが、1年、2年と経つうちにそこに車があるのが当たり前になって感動しなくなってしまいますね。

 

車ステッカーチューン

ちょっとステッカーを貼るだけで大変身

ステッカーチューンはそのような「飽き」が来たときに、ステッカーを車やバイクなどに貼ることで新たな感動を呼び起こしてくれます。私もステッカーは大好きなので個人的にステッカーを買ってきたり、会社のステッカー製作機材を使ってオリジナルステッカーを作って車に貼っています。一般的な塗装と違って、ステッカーチューンはお金を掛けずに車をリフレッシュできるのでかなり流行っています。車やバイクだけでなく、スノーボード、サーフボードといった海のレジャーでもステッカーチューンしています。また、ノートパソコン、スーツケースといった身の回り品でもステッカーが貼られています。

そのようなステッカーチューンですがコツはどのようなものか見ていきましょう。

ステッカーをできるだけ集める

ステッカーチューンですので、できるだけ市販のステッカーを購入して集めるか、カッティングシートを使って自作しましょう。例えばのブランドの車ステッカーとか、パロディステッカーでもいいでしょう。また、量販店でカッティングステッカーのシートを購入して自分で作成してみることはオリジナリティを高めるために必要です。ここで注意したいのはお店で売っているステッカーのすべてが屋外用途に適しているものではないということです。折角お金を出してステッカーを購入しても実際に貼ってみたらすぐにボロボロになってしまったというお話も聞いています。ステッカーを購入するときには屋外用途であることを確認しましょう。

ステッカー集め

色んなステッカーを集めましょう

ステッカーを貼る前に対象物をきれいに掃除する

車やバイクでステッカーを貼る場所決めたらアルコールで濡らした布きんなどで油膜、ゴミを取り除きながらきれいに掃除しましょう。特に油膜が残っているとステッカーを貼った時に粘着剤がうまく接着せずに剥がれてしまいますので注意してください。ステッカーを貼る前に一度洗車しておくことも必要です。

ステッカーを貼る構図を決める

ステッカーは大きなものから小さなものまで色々あります。貼り方によって全体のイメージが大きく変わってきますので、あらかじめ白い用紙などに走り書きでもいいのでラフ原稿を作成した方がいいでしょう。無造作に貼ってみて後でよく見たらイメージが残念だったということもありますので大体でもいいので構図を決めておきましょう。大きなステッカーから順番に決めていくとイメージがつかみやすいです。

ステッカーを貼っていく

出来上がったイメージ図に合わせてステッカーを貼っていきます。ステッカーの大きさが大きいと貼った時に気泡ができやすいので慎重に貼っていきましょう。ゆっくり貼っていくと気泡ができにくいですが、気泡を見つけたらそこで一旦戻ってもいいですし、万が一気泡でできてしまっても後の工程で気泡を無くすことができます。また、冬場はステッカーの粘着剤が硬くなって接着しくくなり、剥がれやすくなります。その場合はステッカーや貼る対象物をドライヤーなどで温めながら貼るといいでしょう。(ステッカーや貼る対象物の温め過ぎに注意しましょう。)角度を変えてステッカーを貼ってみたり、重ね貼りしても面白いですね。とにかく自分のイメージどおりにどんどん貼っていきましょう。フルカラーステッカーやシルク印刷のステッカーよりカッティングステッカーの方が厚さが薄いので気泡になりやすいのでより慎重に貼りましょう。

 

きれいに貼れたステッカー

このようなモノもステッカーでチューンナップ

ステッカーを貼った後の処理

ステッカーを貼った時に、余分にはみ出した部分はカッターなどで慎重にカットしていきます。この時にボディにキズを付けないように注意しましょう。また、気泡ができてしまった時には気泡部分をカッターの刃で刺して空気を抜きましょう。ほんのちょっと穴を開ければ空気が抜けますし、空気が抜けたら上から擦るように押さえつければ穴を開けたところも目立ちません。イメージ通りに貼ることでできたら大丈夫でしょう。

チューンナップっていうと、車のパーツや大がかりな塗装などお金のかかるイメージがありますが、ステッカーチューンなら安くて簡単にできますし、デザインに飽きてしまったらステッカーを剥がして、すぐに新しいデザインに変更できます。